廊下撮影時のちょっとしたコツ①
- yokoscan
- 2017年11月26日
- 読了時間: 1分
更新日:2017年12月21日
matterportで廊下を撮影するときにエラーメッセージが出る時が度々あると思います。なぜそのようなエラーが発生するのかを考えてみたいと思います。

matterportにどのようなレンズが搭載されているか詳細は公表されていません。ただ、ASUSからXtion PRO LIVEという商品が販売されていて、こちらの外観が、matterportに付いているレンズの配置が非常に似ていることから、仮に上記製品が組み込まれていると仮定して、考えていきたいと思います。
このASUSのセンサーの有効距離は0.8m〜3.5mです。多くの木造住宅の廊下の幅は、柱の中心が3尺(約91cm)間隔の場合、内法寸法(実際に人が通れる部分)は一般的に0.78mとなります。廊下幅が0.78mの場合は、深度センターの有効距離の0.8m以下ですので、どうやっても壁がカメラに対して近づき過ぎになってしまいます。つまり、廊下の撮影時にエラーメッセージがでるのはこのように、廊下幅がmatterportの最小有効距離に満たないからだと思われます。

もちろん、廊下での撮影が不可能ではなく、なるべく2m程度の移動距離を忠実に守り、かつ廊下幅方向の中心部分にカメラ本体を据えるようにしてあげればエラーメッセージが出る確率は少なくなるように思います。
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